やっぱり収入は高い?医師の魅力

おくすり手帳

開業医は魅力

職業特集として三つ目に紹介するのは「医師」の仕事についてです。
医師といえばまず言われることが多いのが、収入の高さではないでしょうか。
高収入の仕事と言われることが多い医師の仕事ですが、実際の収入は業務形態などによっても大きく変化します。
いわゆる高収入な医師というのは、開業医のように「雇われ」ではない医師が中心となっています。

雇われの医師も専門性の高さから一般的な仕事に比べると高収入であることが多く、医療業界の中で比較してもヒエラルキーが高いものではありますが、そこまで飛び抜けて収入が高いわけではない、というのが実態です。
もちろん開業医の場合には経営状況等によって収入が変わるため、一概に収入を言えるものではありません。

医師がこのように高い収入を得ることができる背景には、やはり強い「責任」があることが関係しています。
医師は人の命に直接関わる仕事であり、医師の判断1つで生きられる人が死んでしまうことも少なくありません。
もちろん逆に、死んでしまうかもしれなかった人の命を救うことができるのも、医師の力です。

医師が助けることになるのは命だけではありません。
その助けた患者が経済活動やその他の活動を行うことによって社会に貢献することができるのであれば、そこにもやはり医師の仕事に大きな意味があることになります。

医師になるには

それでは、医師になるための方法について紹介します。
医師を名乗るには医師免許の取得が必要となります。
さらに医師免許の取得にも条件があり、医学部が設置されている大学または医科大学に入学して必要な単位を取得し、卒業する必要があるのです。

これらの大学というのは学費が高いことでも知られており、多くの援助がなければ卒業まで勉強をすることが出来ません。
また、高い学力が要求される学校でもあるため、中学校高校の頃から将来を見据えて勉強をしていく必要があります。
医師免許を取得した後もすぐに医師として活動ができるわけではなく、研修医として研修を行い、しかる後に一人前の医師として扱われることになります。