計算好きは必見!税理士の適性

会議

アドバイスを行う

国に対して納めるべき税金を計算するのが、税理士の仕事です。
税理士にはいくつかの種類があり、企業などをサポートするための税理士と、税務署に勤務して正しい税の徴収を行うための税理士がいます。
前者の場合には企業との良好な関係を結びつつ、違法にならない範囲内で税金の節約を行うなどのアドバイスを行うことも仕事の1つです。
もちろん正しい経理を行うことが重要なポイントとなることは間違いありません。

後者の税理士は、脱税などが行われていないかどうかをチェックするのが1つの仕事となります。
場合によって直接監査を行ったり、立入検査を行うなどの執行が行われる場合もあります。
この場合もやはり、正しい税をチェックする必要があり、基本的に求められる能力というのは大きく違うわけではありません。

税理士に向いている人

それでは、税理士になるのに向いている人というのは、どのような人なのでしょうか。
まず大前提として「計算」が好きな人でなければなりません。
税理士の仕事は日々計算に追われるものであり、一つ一つの書類を作成するのにも計算が必要となります。
ともかく計算をし続けることになる仕事であるため、計算が嫌いな人では続きません。

ただ、計算自体は電卓や表計算などを用いて行うことができるため、「得意」である必要は必ずしもありません。
あくまでも「好き」であることが重要になります。

次に「経営」に興味があることも重要です。
特に企業付きの税理士として仕事をする場合、その会社の経営がどうなっているのか、ということもチェックする必要化あるためです。
経費の分析なども行いつつ、節税について考える事が必要となるため、経営全般に対してある程度明るくなければ対処出来ない問題が発生することがあります。

さらに「営業力」がある人も向いています。
税理士は今数が多い仕事であり、少々余剰気味です。
その為、その環境の中で仕事を勝ち取れる人物でなければなりません。