今更聞けない!理系学生なら覚えてくべきWordのショートカットとは?

キーボード

レポート作成のために知っておきたいこと

レポートを作成する際には、Wordなどの文書作成ソフトを利用することも多いかと思います。
理系の方ならぱ分かると思いますが、Wordはあくまでも文書の作成にフォーカスしているソフトであるため、数式の入力などには少々向いていない部分があります。
しかし、Excelなどではレポートの作成自体に不向きであることがあるため、ここではあくまでもWordを使い、かつ数式などの入力をしやすくするためのテクニックについて紹介します。

まずは、上付き文字というショートカットです。
これは数式入力を行った際に、数式の末尾に=をつけることによってできるショートカットとなっています。
例えば乗数などを表記したい場合に利用できるもので「x^4=」と記入すると、しっかりxの4乗として表記を行ってくれるようになります。

逆に関数などで利用することがあるのが下付き文字です。
こちらについても、アンダーバーとイコールの組合せで可能となります。
「b_n=」と入力すると、bにnの下付き文字が付いた状態の入力が可能となります。

さらに、分数なども縦入力が可能となります。
この場合はスラッシュを間に入れて=を挿入することで入力が可能です。
「a/b=」と入力すると、しっかり上下a/bにしてくれます。

特殊文字も使える

数式の中には、通常は使わないような特殊な文字が登場することもあります。
これらの文字についても、ショートカット入力ができる場合があります。
例えば積分の計算のためには必ず必要となる「∫」(インテグラル)は、¥intと入力することによって変換できるようになっています。
この他にも\omegaでω、\piでπなどの特殊記号の入力が可能です。

他にも、連立方程式の{}の入力などに利用できるテクニックもあります。
\eqarray(数式)@\closeと入力することによって、連立した方程式の入力が可能となります。
普段は使わないようなwordの機能ではありますが、理系に取っては便利に活用できるケースも多いため、利用出来るものがないかどうか、色々と調べてみると作業効率がグンと上がることもあります。