仕事ができる「理系アタマ」とは?

理系

理系アタマとは

理系アタマとは、いわゆる計算が得意で、論理的に物事を考えることが得意な能力ということができるでしょう。
これは、いわゆる理系脳と文系脳と呼ばれるもので、左脳と右脳の働きによって、どちらかが強く働いているかによって変わってくると言われています。

理系脳は、右脳と深い繋がりがあり、イメージや芸術・直感の処理を司っているため、こちらが優位な場合は数学や理科などの理系教科が得意とされます。
一方で左脳が優位な場合、語学や歴史が得意とされ、文系脳と呼ばれることから、言語・意味などの記憶力が高いと言われています。

しかし、理系が得意だからと言って理系の分野で大成するとは言えず、文系タイプの人が医者になったり、逆に理系タイプの人が文学作家になる事もあるのです。
理系アタマは貢献者型とも言われ、何かを基に発展させて新しいものを考え、仮定に基づき結果を論理的に組み立て考えたりするのが得意とされます。

理系アタマが仕事ができる理由

理系タイプの人が得意とする理系アタマは、いわゆる仕事ができるタイプが多いとされています。
その、一番の理由として挙げられるのは、理系特有と言われる論理的な考えで、物事を冷静な目で判断できるため、感情や言動に一切惑わされない為だと言われています。

業務の上で、上司や同僚あるいは営業先で顧客と仕事の会話をしますが、分かりやすい言葉で話せず、言いたいことが相手に伝わらないといったことも少なくありません。
論理的に話すことは、会話としても相手に非常にわかりやすく、的確に説明できるため会話だけではなく、文書をやメールといった作成時間も短くて済みます。

時間と仕事の因果関係は、言うまでもなく非常に効率的で、業務を多くこなせる為、うまく時間を使いながら仕事も短時間で済ますことができます。
その根本的な力は、理系の論理力・言語力・暗記力とされています。

理系アタマを作り出そう

学校の勉強の中で、数学が苦手といった方は少なくなく、総じて理系が苦手で文系に進んでしまったという方は多いのではないでしょうか。
論理的に物事を考えるのは、勉強や仕事だけではなく、相手に自分の心情を理解させることにも非常に役立つことです。

特に、理系アタマは、論理力・言語力・暗記力の三つの力からなっており、仕事面だけではなく実生活にも大いに役立ってくれます。
しかし、理系の論理力は理解できますが、文系とされる言語力・暗記力が必要だとは、何とも不可解なことですが、こうした論理思考を身につけることによって、言語力や暗記力も身に付いていくのです。

実は、論理をストーリーとして組み立てた場合、言語力が身についていき、これらを理解するうえで暗記力も必要となってきます。
理系アタマを作り出すには、論理的思考を身につけ、要点をつかんでいくことが大切です。